Coprotus sp. no.2

Coprotus sp. no.2

Coprotus sp. no.2.
コプロトゥス属菌。7月2日撮影。

[特徴]
糞上に少数が散生ないしやや群生する。子実体は肉厚のクッション状で径 0.4-0.7 mm.、半透明乳白色からやや黄色味を帯びる。 子実層面は凸型になり、ルーペ下では突出した子嚢の先端が粒状にざらついて見える。外面は無毛。柄は無く、下面で固着する。-- 子嚢は棍棒形、先端は僅かに平らになり有蓋、メルツァー試薬に呈色しない。基部にはかぎ形構造がある。8胞子を一列に生じるが、後にはほぼ2列になる。80-97 × 11.5-14.5 μm. -- 側糸は糸状、無色、隔壁があり、径 2-2.5 μm. 程度、先端は僅かに膨らんで 3 μm. 程度までになる。-- 子嚢胞子は楕円形、薄壁、平滑、生時はド・バリー泡は認められない。12.0-12.9 × 5.7-6.3 μm. -- 托表面はやや角ばった無色薄壁、径 18-24 μm. 程度の球形細胞からなる。

[コメント]
かなり古いイノシシの糞に発生していた物。Coprotus disculus Kimbrough et al. が近いと思う。

[参考文献]
Kimbrough, Luck-Allen and Cain (1972): North American species of Coprotus (Thelebolaceae: Pezizales). (Canadian journal of botany ; 50, p. 957-971).
Prokhorov (1998): The genera Coprotus, Ascozonus, Thelebolus and Trichobolus (Pezizales): the keys to identification of species. (Микология и фитопатология ; 32(2), p. 40-43).

[初掲載日: 2017.11.02]