Hymenoscyphus sp. no.6

Hymenoscyphus sp. no.6

Hymenoscyphus sp. no.6
 落葉に生じる小型のビョウタケ類。11月19日撮影。

 [特徴]
 子嚢盤はやや肉厚の皿状ないし倒円錐形で短い柄がある。ほとんど白色で古いものはやや黄色味を帯びる。直径 1.5-3 mm.
 子実層面はほとんど平らかやや凸形になる。縁は全縁で外面はほとんど平滑で同色。
 子嚢は円筒形、8胞子を一列に生じるが後には2列になって先に固まる。頂孔は I+(2個の点状)。102-115 × 7.4-8.0 μm.
 側糸は糸状、基部付近に隔壁がある。径 2.5 μm. 程度で上下同幅。上半には細かい無色泡状の内容物がある。
 子嚢胞子は長卵形ないし楕円形でやや左右不対称。無色薄壁で顕著な内容物はみられない。9.7-11.8 × 3.2-3.7 μm.
 托組織は絡み合い菌組織の髄層とほぼ矩形菌組織の外皮層からなる。
 柄の基部付近の表面からは先端のまるい隔壁のある無色の菌糸がまばらに立ち上がる。

 エノキ (Celtis sinensis) の落葉の主に裏面の葉脈上に発生するもの。
 秋頃、他の広葉樹の落葉にも同種と思われるものが生じるが種名は判らない。