Hymenoscyphus? sp. no.7

Hymenoscyphus sp. no.7

Hymenoscyphus? sp. no.7
 フジの落葉葉柄に生じるビョウタケ類。10月9日撮影。

 [特徴]
 子嚢盤は有柄、平盤状からやや凸形になる。直径 2-5 mm. 子実層面は平滑でややオリーブ色を帯びた黄色。
 縁は全縁、外面はやや淡色でほとんど平滑。柄は径 1mm. 程度。長いもので 5 mm. 程度になる。肉はほとんど無色。
 子嚢は円筒形、先端はやや円錐形になり、8胞子をほぼ2列に生じる。頂孔は I+。100-126 × 10.2-11.6 μm.
 側糸は糸状、基部付近には隔壁がある。径 2.5-3-0 μm. でほとんど上下同幅。上半には淡黄褐色の一様な内容がある。
 子嚢胞子はナメクジ形で左右不対称。無色薄壁で平滑。大きな油球を 2-4 個含むものが多い。22.0-25.2 × 3.6-5.2 μm.
 組織は絡み合い菌組織の髄層と托外被層は薄壁の矩形菌組織からなり、最外層には黄褐色の内容を含む菌糸がある。

 枯茎内部は子座化しているようには見えないので Hymenoscyphus 属ではないかと思う。
 比較的色が暗色で、乾燥標本にすると子実体全体が紫褐色になる。