Ionomidotis frondosa

Ionomidotis frondosa

Ionomidotis frondosa (Kobayasi) Kobayasi et Korf.
クロハナビラタケ。7月18日撮影。

[特徴]
子実体は薄い舌状ないし花弁状の裂片が集合して生じる。 全体やや柔らかい革質で黒紫色、表面にはちりめん状の細かい皺があり、ややつやがある。長さ 1-3 cm. 程度。 子実体はKOH水溶液中で黒紫色の色素を出す。-- 子嚢は円筒形で 8胞子を生じる。37-43 × 3.6-4.0 μm. -- 側糸は無色糸状、先端はわずかに膨らんで屈曲する。直径 1.0 μm. 程度。-- 子嚢胞子は楕円形ないしやや曲がったソーセージ形。5.0-5.7 × 1.0-1.5 μm.

[コメント]
広葉樹の朽木上にほぼ年中見られる。日本固有種で有毒菌だという。

[別図2] 9月10日撮影。クロハナビラタケが生えている朽木の表面には核菌類の一種が生えている事が多い。 この例では球形の子嚢核が密生している中からクロハナビラタケが発生している。 核菌類は一種類ではないようだが何か両者の間に関係があるような気がする。

[初掲載日: 2004.07.18, 最終更新日: 2006.01.30]