? sp. no.25

? sp. no.251

? sp. no.25.
朽木上の微小なビョウタケ類。11月28日撮影。

[特徴]
朽木上に群生する。子実体は肉厚な円盤状からクッション状で赤褐色、直径 0.3-0.8 mm.、柄はほとんど無く下面で広くやや基質に固着する。肉質は比較的軟らかい。-- 子嚢は棍棒状、下半は細く伸びる。8胞子を束状に生じる。先端は肥厚して乳頭状になり頂孔はメルツァー液で青変する。85.8-114.6 × 11.4-14.9 μm. -- 側糸は糸状、径 2.5 μm. 程度、上半は緩やかに曲がるものが多く、先端はやや膨らんで 3.0 μm. 程度までになり一様な無色の内容物がある。-- 子嚢胞子は長円筒形、両端は丸く、全体が僅かに曲がって弓形になり無色平滑、内容はまばらな泡状、後に3隔壁を生じ、隔壁部は僅かにくびれる。31.5-45.7 × 3.4-3.8 μm. -- 托組織の詳細は観察できなかったが、外皮層は平行な菌糸状で最外層は黄褐色を帯びやや厚膜である。

[コメント]
広葉樹と思われるかなり硬い朽木の材部に発生していた物。

[最終更新: 2010.01.04]