? sp. no.48

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よくわからない盤菌類。12月19日撮影。

[特徴]
子実体は表皮下に埋生して発生し、成熟すると表皮を破って表面に現れる。浅い壷形、やや縦長で、長径 0.6 mm. 程度まで。 子実層面は平滑、僅かにピンク色をおびた乳白色、縁は星状に小さく裂開して立ち上がり、ほとんど白色。-- 子嚢は円筒形、先端は丸く、殆んど肥厚せず、メルツァー試薬に呈色しない。 8胞子を束状に生じる。90-95 × 14-16 μm. -- 側糸は糸状で上半はわずかに曲がりくねる。無色な一様な内容物がある。子嚢より長く、子実上層はメルツァー試薬で青変する。径 2.5-3.0 μm. -- 子嚢胞子は糸状、無色、薄壁で隔壁は見られない。射出された子嚢胞子は緩やかに湾曲し、末端はやや細くなる。内容物は泡状、被膜は認められない。68-80 × 3.0-3.5 μm. -- 反り返った縁部は、無色で薄壁の多角形細胞からなり、内側の表面には無色の結晶状ないし砂粒状の物質が付着する。

[コメント]
枯れたシダ類の葉柄に生じたもの。Mellitiosporium pteridinum としたものと肉眼では殆んど区別がつかないが、子嚢胞子が明らかに異なる。Stictis 属だろうか。

[初掲載日: 2020.06.22] // [サイトのトップへ] // [掲載種一覧表へ]
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