? sp. no.61

? sp. no.61
よくわからない盤菌類。9月11日撮影。
[特徴]
子嚢盤は浅い椀状からほぼ平開し、さらに凸レンズ型になる。径 1.5 mm. まで、子実層面は淡い赤橙色あるいはサーモンピンク色を帯び、縁は全縁、外面は平滑、基部付近ではやや褐色を帯びる。
ほとんど無柄でやや広く基質に固着する。肉質は比較的軟らかい。--
子嚢は円筒形、先端はやや円錐状に肥厚し、頂孔はルゴール試薬で青変する。基部にはかぎ形構造があるように見える。8胞子を2列に生じる。62-68.5 × 5.1-5.8 μm. --
側糸は糸状、径 2-2.5 μm.、先端は僅かに膨らんで 2.5-3 μm.、基部付近に隔壁があり、ほぼ無色の一様で屈折性の内容物がある。--
子嚢胞子は長楕円形ないし両端の丸い紡錘形、無色、薄壁、平滑、中央に隔壁があり2細胞、隔壁部はくびれない。顕著な内容物は見られない。10.8-11.2 × 2.2-2.8 μm. --
托組織は無色で径 4.5-7 μm. の丸みのある多角形細胞からなる。表面近くの細胞は、わずかに褐色を帯びる。
[コメント]
トチノキ (Aesculus turbinata) の古い果皮の裂開面に生じていたもの。外面にも少数発生していたが、内面には見られなかった。側糸や托組織の特徴から Mollisia 属だろうかと思う。
[初掲載日: 2026.01.05] //
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