佐田介石撰「栽培經濟論 初篇」(明治11年2月届)見返しの裏張り

佐田介石 (1818-1882) は浄土真宗の学僧。西洋思想や外国製品を排斥し、仏教に基づく天文学を唱えた。
調査したのは佐田介石撰「栽培經濟論」。京都大学附属図書館所蔵本 [請求記号 3-21/サ/1]。和装、初篇後篇各上下巻、全4冊。
初篇下巻奥付には "明治十一年二月四日届" とあり、出版日の表示は無いが、初篇上巻冒頭の重野安繹の題語は "明治戊寅 [1878] 五月" 付。

初篇上巻見返しの裏紙は半丁分のほぼ全体が確認できる状態になっている。
1行目は "ヲ設ケテ之ヲ制セズンバ有ルベカラズカ魯國 [ふりがな:プロシヤ] ニ於テ二三男ノ如キハ歳"、
9行目まで確認でき、最終行は糊付けされていて読めない。
これは、同書初篇下巻の23丁表である。

[2025.12.31 記]
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