初期検印紙調査メモ [国立国会図書館デジタルコレクション]. 堤正勝編「標註 國史要略」(皆山閣, 明治11年5月)

堤正勝 (1825-1892) は幕末・明治の儒学者。

彼の著作「標註 國史要略」に検印紙が貼られている。確認したのは国立国会図書館デジタルコレクション公開本。和装、三巻3冊。
見返しの表示は画像が黒く潰れていて、ほとんど判読できない。
第三巻奥付は下記の通り。
明治十一年五月廿五日出版 定價七拾五銭
著者兼出版人 静岡縣士族 堤正勝 牛込津久戸前町貳番地
出版人代理 宮城縣平民 菅原安兵衛 陸前國仙臺國分町三十番地
検印紙は第一巻見返し中央やや右下部に貼られている。
縦長方形、飾り枠内に "版權免許 皆山閣藏" と読める。

国立国会図書館デジタルコレクションのアドレスは下記の通り。[最終閲覧確認日: 2025.09.01]
「標註 國史要略 上巻」: [リンク先 https://dl.ndl.go.jp/pid/769402]

[2025.09.05 記]
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