Lachnum sp. no.23

Lachnum sp. no.23

Lachnum sp. no.23
ヒナノチャワンタケ属菌。7月17日撮影。

[特徴]
子実体は散生する。子嚢盤は椀状からほぼ平らに開き、径 0.8 mm. 以下。子実層面は乳白色、平滑、縁はほぼ全縁でやや長めの毛で縁どられる。外面は白色、微毛状、柄は短い。-- 子嚢は棍棒状、先端はやや円錐状で肥厚し、頂孔はメルツァー試薬で青変する。基部にはかぎ形構造を確認できない。8胞子を2列に生じる。31-35 × 3.2-4 μm. -- 側糸は槍状、薄壁、基部には隔壁がある。先端部は細く尖り、上半には時に無色の内容物がある。最大径 3.6-5.2 μm.、子実層より 20 μm. 程度突出する。-- 子嚢胞子は長楕円形ないし桿菌状、無色、薄壁、平滑、顕著な内容物は見られない。7.6-9.2 × 1.2-1.4 μm. -- 托組織の詳細を確認できていないが、外皮層表面は無色薄壁で丸みを帯びた 18 × 8 μm. 程度の矩形状細胞からなる。 外面の毛は表面細胞から生じ、無色、薄壁、普通は下半に2個の隔壁があり、表面は全体が細かい疣状。 長さ 55-70 μm.、中ほどで径 4-5.2 μm.、先端に向かって僅かに細まり、先端は丸い。

[コメント]
枯れたシダ類の葉柄に生じたもの。Lachnum sp. no.22 としたものに比べて、柄は短い、子嚢は小型、外面の毛はやや太く先端は膨らまない、などが異なるので区別しておく。

[最終更新日: 2024.02.20] // [サイトのトップへ] // [掲載種一覧表へ]
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