京の誤字 part 1(2013年まで)

町を歩いていると、字を間違えていたり文章が変な看板を見つける事があります。目に留まった物を取り上げます。
「京の」とタイトルを付けていますが、京都以外の旅行先等で見つけたものも混じってます。

--- 1 [候]---
八瀬の比叡山ケーブル駅にある比叡山の野鳥を紹介する看板。比叡山は野鳥が多く見られるので探鳥地としても有名だ。

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下段、左から二つ目はホオジロ。鳴き声を「一筆啓上仕り候」と聞きなす小鳥だがその説明をよく見ると ...

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比叡山のホオジロは「いっぴつけいじょうつかまつりのど」と鳴くらしい。(2009.11.4)

--- 2 [修理 と 寒]---
大学の近くにあるバイク店。修の字の「彡」の方向が逆だ。(2007.6.28)

bicycle

某寺院の庭にある寒桜の看板。上の例とは逆。(2010.11.21)

sakura

--- 3 [犬をつれて入らない]---
赤山禅院の入口にある看板。両端の二つの注意はいいけれど、犬を連れて入らない事と木の枝をおらない事を
お断りする、とはどういうことだろう。必ず犬を連れて枝を折りながら入らないといけないのか。(2009.11.29)

sekizan

--- 4 [トマトケチャップ]---
近くのスーパーのトマトケチャップの値札。(2009.10.24)

michaels

--- 5 [捨てずに]---
近所の神社の境内にある張り紙。「拾う」と「捨てる」は反対の意味だけれど字は似ている。(2010.5.5)

tanakajinja

--- 6 [Drink]---
近所に最近オープンした紅茶専門店のメニュー。(2010.5.2)

tea

--- 7 [銘店]---
近くのスーパー「銘店シリーズ」商品。こんな風に間違う方がよほど難しいと思うのだが。(2010.10.10)

meiten

--- 8 [入荷]---
雑貨やジャムなども置いている近所のパン屋さんの棚にあった説明。(2011.02.13)

chise

--- 9 [黄な粉]---
和菓子屋さんの店頭で。黄な粉の「黄」と「な」が合体しているような間違い方だ。(2011.02.21)

ohagi

--- 10 [身障者]---
市内某所のバス停で。意外と違和感が少ないのが不思議だ。(2011.07.29)

ohagi

--- 11 [駐車]---
市内某所の駐車禁止の看板。よく見るとボールペンで薄く下書きしているがそれでも間違っている。(2011.08.17)

chukin

--- 12 [Entrance]---
近所のハイキングコースにあるバイク入山禁止の看板。(2011.09.05)

entrance

--- 13 [紹介]---
喫茶店のメニュー。(2011.09.16)

shoukai

--- 14 [割引]---
近所のパン屋さんで。売れ残ったパンを翌日安く売っている籠のラベル。多分「割引」のつもりだと思う。(2011.11.04)

waribiki

--- 15 [読経]---
買い物帰りに見かけた貼紙。矢野氏が何をするのか確認しなかったけれど、おそらく「読経」だろう。(2011.11.13)

dokyo

--- 16 [敦賀]---
スーパーで見つけた昆布だしの説明。(2011.11.13)

turuga

--- 17 [南禅寺]---
京都東山、蹴上から南禅寺へのハイキングコースにある手製の道標。絵は可愛いのだが。(2011.11.28)

nanzenji

--- 18 [臨時 と 寒い]---
近所のパン屋さんで。この店の漢字は要チェックだ。(2012.1.15)

chise * chise

--- 19 [離合]---
路地の注意書き。こういうのは見逃しやすい。(2012.4.07)

rigou

--- 20 [苑]---
鞍馬にて。異体字じゃないと思う。(2012.4.18)

soufuku

--- 21 [呼びかけ]---
小学生が作ったポスターだから大目に見てあげたいがさすがにこれは...。鉛筆で直しているのがご愛嬌だ。 (2012.5.10)

yobu

--- 22 [からすま]---
職場にやって来た保険会社のセールスレディーが置いていった自己紹介のパンフにあった会社の住所。
京都市街地の中心、烏[からす]に丸で「からすま」と読むのだがどう見ても「とりまる」。京都出身の人らしいのに。(2012.5.15)

karasuma

--- 23 [蕎麦]---
京都の某観光地にある蕎麦屋さんの店先の看板。御膳の字も間違っているが、「蕎」の異様さは格別。オリジナリティ出しすぎ。(2012.5.19)

karasuma

--- 24 [寂光院]---
大原のバス停そばにある案内。(2012.5.19)

jakkoin

--- 25 [よう]---
コインロッカーの注意書き。普通、この用は使わないはず。(2012.5.19)

you

--- 26 [縁者]---
五山の送り火で有名な大文字山の登山口の案内。(2012.5.26)

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--- 27 [委員]---
構内にあった学友会自治委員選挙の貼紙。
下書き無しで漢字を縁取って書くのは案外難しいよね。 (2012.5.26)

iin

--- 28 [重要]---
とある駅の売店にあった黒ウーロン茶の宣伝。
「重用」は人を大事な地位に付ける、と言う意味で使う。[これは京都市内ではありません] (2012.5.26)

juyou

--- 29 [店舗]---
近所でみかけた仮店舗の案内。(2012.5.27)

tenpo

--- 30 [執筆]---
とある神社の歌碑の説明。(2012.5.27)

shippitu

--- 31 [jewelry]---
宝石店の看板。(2012.5.27)

jewel

この宝石店が最近移転した。移転先の店名でも綴りが間違っている。(2013.09.23)
jewel

--- 32 [盗難]---
店先の貼紙。「盗難」は盗まれる側の災難の事なので
「買い物カゴの窃盗は犯罪です」とすべきではないか、と思うがどうだろうか。(2012.06.03)

tonan

--- 33 [休業]---
近所の飲食店の貼紙。「すんませんが」もおもしろい。(2012.07.02)

kyugyo

--- 34 [侵入]---
米子に行った。その時、米子城跡に登って見つけた案内板。「浸入」は水が入る場合に使う。 (2012.07.21)

sinnyu

--- 35 [設置]---
軽井沢に行った。JR軽井沢駅近くの公園の看板。(2012.10.09)

secchi

--- 36 [余暇]---
とあるバスの待合室にあったホワイトボードに書かれていた説明。(2012.09.15)

yoka

--- 37 [線香花火]---
私の出身地は俳句が盛んで、小学生の句が駅に掲げられていた。こんな風に間違える気持ちはよくわかる。(2012.10.27)

senko

--- 38 [相生社]---
紅葉でも有名な赤山禅院の中にある案内板。示へんと衣へんの間違いはよくあるが、この間違いは初めて見た。(2012.11.25)

aioi

--- 39 [御瀧籠堂]---
同じく赤山禅院で。龍の最後の横棒が2本なのはよくある間違いだけれど、「籠」のつくりの左側は「音」になってる。「御」の字も変だ。(2012.11.25)

taki

--- 40 [Merry Christmas]---
近所のパン屋さんで。(2012.12.15)

christmas

--- 41 [menu]---
近所の喫茶店のメニュー看板。MENU の字は字を切り抜いた板を貼ってある。N の字は裏表に貼ったのでキリル文字のИになってしまった。(2004.12.17 撮影)

menu

--- 42 [営業]---
近所のラーメン屋さん。いつも行列ができてる結構な有名店。(2013.01.08)

eigyo

--- 43 [Railway]---
京都駅の案内板。(2004.07.11 撮影)

railway

--- 44 [珈琲]---
今は閉店した出町柳近くにあった喫茶店で。看板はともかく、本当にコーヒーのおいしい喫茶店だった。(2004.05.02 撮影)

coffee

--- 45 [Prefectural]---
王子駅の案内板。(2004.09.19 撮影)

kenritsu

--- 46 [取り出す際は]---
栗ぜんざいの温め方説明書。(2013.02.26)

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--- 47 [車線規制]---
先日京都マラソンがあって、近所でも交通規制の看板が立てられた。
今出川通車線規制」の赤文字の部分は貼り直されていたので(左の写真)怪しいと思って裏側に廻って見ると
今出川通今出川通」(右の写真)となっていた。(2013.03.10)
imadegawa imadegawa

--- 48 [自慢]---
近所の店の広告。(2013.03.23)

jiman

--- 49 [胚芽]---
近所のスーパーで。一本少ない。(2013.04.03)

haiga

--- 50 [是非]---
同じスーパーで。これも一本少ない。(2013.08.03)

zehi

--- 51 [個室]---
近所の鍼灸院で。(2013.08.05)

koshitsu

--- 52 [代謝]---
近所の薬局で。(2013.10.18)

taisha

--- 53 [シャグマアミガサタケ]---
キノコ展に行った。シャグマアミガサタケの学名が間違ってた。正しくは esculenta。(2013.10.27)

shaguma

--- 54 [神宮暦]---
新聞についてきたチラシ。(2013.11.14)

jingureki

--- 55 [KURENAI 3題. number, article, KURENAI]---
京都大学の学術情報リポジトリは「KURENAI」と言う。その英文パンフレットにスペルミスが多かった。(2013.11.15)

jingureki

jingureki

jingureki


--- 56 [QRコード」---
京都水族館に行った。その時の入場券。これはバーコードじゃなくてQRコード。(2013.11.21)

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--- 57 [ホクリクサンショウウオ」---
同じく京都水族館で。サンショウウオ類の展示が充実していて良かった。そのホクリクサンショウウオの説明。
学名は、属名、種小名、命名者、命名年を書く丁寧な書き方だが、命名年が間違ってた。
Hynobius takedai が新種記載されたのは 1984 年だ。(2013.11.21)

sanshouo


--- 58 [エピセア」---
近所のスーパーで。一個4500円もする高級チーズ「モン・ドール」を売っていた。その説明。
植物の名前は結構知っているつもりだったが「エビセア」は知らなかったので調べてみたらエピセア(Epicéa = フランス語、トウヒ類)だった。
しかも「せ」だけがひらがな。(2013.11.24)

epicea


--- 59 [蘆田」---
先生が使う案内板の指示。(2013.11.29)

ashida



--- 60 [キーピット」---
先生から頂いた香港土産のピーナッツ菓子に入っていた脱酸素剤に「キープツト」という謎の言葉。
ドレンシーという会社が製造している「キーピット」という商品名の脱酸素剤があるので、
それを一般名詞と勘違いして中国で作られた偽物だと思う。(2013.11.29)

kipitto


--- 61 [ください」---
9月の豪雨で京都近郊のハイキングコースでは法面が崩れたりしている箇所が多い。
穴が開いている路肩にあった注意書き。(2013.12.03)

kudasai


--- 62 [牛すじ」---
近所の喫茶店の店先にあったメニューの黒板。午(ウマ)のすじ肉じゃないよね。(2013.12.09)

gyusuji

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