Albugo macrospora

Albugo_macrospora

Albugo macrospora (Togashi) S. Ito
ナタネ白さび病菌。5月28日撮影。

[特徴]
遊走子嚢堆は確認できなかった。-- 肥大化した寄主組織中に卵胞子が形成される。卵胞子形成細胞は球形ないし亜球形、やや厚膜、径 45-66 μm.、一個の卵胞子を生じる。 卵胞子はほぼ球形、黄褐色、厚膜、表面には太さ 2-3.5 μm. のミミズ状の隆起があり、不完全な網目状になる。突起を含めて径 42-50 μm.

[コメント]
路傍のナノハナ(セイヨウカラシナだろうか)の花序に発生したもの。 ナズナ上に発生する同属菌とは卵胞子表面の突起の特徴はかなり異なる。 学名は日本植物病名目録 (2020年1月版. 日本植物病理学会編, 2020) に拠った。寄主特異性によっていくつかの群に区別されるという。

[初掲載日: 2020.06.08] // [サイトのトップへ] // [掲載種一覧表へ]
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