掲載種リストを兼ねた検索表
掲載している盤菌類についての検索表です。
基本的に二叉式にしてわかりやすくしたつもりですが、正しくできているかどうかは自信ありません。
わかりやすい特徴を優先したので系統的に近い種が離れたり、その逆もありますが近縁種はだいたい集まっています。
二叉式の検索表は特徴の判断を間違えると全く別の所にたどりつくという欠点があります。
また、決め手としている特徴が観察できなかった時はその先に進めませんので場合によっては使い辛い事もあります。
そこで、特徴の紛らわしそうな種については複数箇所に重複して出しています。
また分類群(主に属レベル)までは比較的判り易い反面、種レベルの区別が難しい Hymenoscyphus 属とその近縁種群、
Scutellinia 属、Peziza 属については属レベル程度までに留め、別に検索表を作りました。
表の作成に関しては多くの文献を参照しました。十分理解が出来ていない箇所は少しごまかしたり、
自分で工夫した所は逆に判り難くなったりで、まだまだ不完全ですがとりあえず公開して随時追加しながら修正します。
基本部分で参考とした文献は以下の二つです。
大谷吉雄: 日本産盤菌綱菌類 -目から属までの検索表-
Dennis, R.W.G.: British Ascomycetes.
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Hymenoscyphus, Peziza, Scutellinia 等も、新規追加修正分からできるだけ表に組み込みます。(2008.09.09)
--- 大まかな種類群までの検索表 ---
I. 子実体は塊状で地中生ないし半地中生(まれに地上生)、子実層は成熟時でも大きく露出しない → 3
I. 子実体は皿状、椀状、棍棒状など様々だが成熟時には子実層が露出する → II
II. 子嚢は無蓋 → III
III. 子嚢は厚膜 (二重膜) --- 4
III. 子嚢は薄壁 → IV
IV. 子嚢盤は子座中に生じる、あるいは基質中に埋没する。成熟すると上面が開いて子実層が現れる。植物生 → 11
IV. 子嚢盤は様々な基質から発生するが埋没して発生する事は無い → V
V. 子嚢盤は棍棒状、へら状、瘤状等で皿状にはならない → 12
V. 子嚢盤は皿状、椀状等 → VI
VI. 子実体外面には顕著な毛がある → 13
VI. 子実体外面に顕著な毛は無い → VII
VII. 子実体は菌核あるいは子座化した組織から生じる (子座が不明瞭な場合は次項も参照)→ 14
VII. 子実体は菌核あるいは子座化した組織からは生じない → VIII
VIII. 托組織は球形ないし多角形の細胞よりなる。細胞壁は暗色のものが多い → 15
VIII. 托組織は基本的に菌糸状の細胞よりなる → 16
II. 子嚢は有蓋 → IX
IX. 子実体は革質、丈夫な肉質、あるいはゼラチン質。子嚢は厚膜で比較的長い → 21
IX. 子実体は肉質で比較的脆い。子嚢は薄膜 → X
X. 成熟した子嚢胞子は紫褐色になる → 22
X. 子嚢胞子は成熟しても紫褐色にはならない → XI
XI. 子嚢はメルツァー液で青変する部分がある → 23
XI. 子嚢はメルツァー液で青変しない → XII
XII. 顕著な柄がある。比較的大型種 → 24
XII. 顕著な柄は無い → XIII
XIII. 外面は無毛、毛がある場合は薄壁の菌糸状で目立たない → 25
XIII. 外面には厚膜の毛がある。毛は一般には剛毛状で褐色、時に無色 → 26
--- 種までの検索表 ---
11
A. 子実体は壷状で基質(朽木等)に埋没する。縁は反り返り白く縁取られる。→ B
B. 子嚢胞子は糸状 Stictis sp. no.1
B. 子嚢胞子は棍棒状 よくわからない盤菌類 no.13
A. 子実体には白い縁取りは無い。→ C
C. 子実体は表面がタール状で黒い子座中に生じる。植物寄生菌で葉上に発生するが成熟は越年後になる事が多い。→ D
D. ソヨゴに生じる Rhytisma ilicis-latifoliae
D. アオハダに生じる Rhytisma prini
D. カエデに生じる Rhytisma punctatum
D. モチツツジに生じる Rhytisma shiraianum
C. タール状の子座を形成しない。成熟すると上面が放射状に開く、あるいは縦に裂開する。→ E
E. 上面が放射状に開く。→ F
F. 子実体は組織中に発達し、柄は無い。→ G
G. ツバキの落葉上に生じる Coccomyces sp. no.1
G. アオキの枯葉上に生じる Coccomyces sp. no.2
G. マツの枯枝上に生じる Coccomyces sp. no.3
G. シキミの落葉上に生じる Coccomyces sp. no.4
G. シロダモの落葉上に生じる Coccomyces sp. no.5
F. 子実体は基質上に発達し、基部はくびれる。→ H
H. 胞子は糸状 Discocainia? sp. no.1
H. 胞子は石垣状 Triblidium sp. no.1
E. 上面はスリット状に縦に裂ける。→ I
I. 子嚢胞子は有色、多細胞。(ヒステリウム類)→ 4 を参照。
I. 子嚢胞子は無色。→ J
J. 子嚢胞子は糸状。→ K
K. 子実体は比較的大型 Colpoma sp. no.1
K. 子実体は微小で紡錘形ないし小判形。→ L
L. ヒノキ葉上に発生する Lophodermium chamaecyparisii
L. テイカカズラ落葉に発生する Lophodermium sp. no.1
L. ツバキ落葉に発生する Lophodermium sp. no.2
J. 子嚢胞子は長楕円形ないし棍棒形。→ M
M. クヌギ落葉上に発生する Hypoderma ilicinum
M. アセビ落葉上に発生する Hypoderma sp. no.1
M. ネジキ落葉上に発生する Hypoderma sp. no.2
M. フジの葉軸に発生する Hypoderma sp. no.3
12
A. 頭部には顕著なしわ状の襞がある。クワの果実から生じる キツネノヤリタケ = Scleromitrula shiraiana
A. 頭部は棍棒状、へら状ないし塊状。菌核からは生じない。→ B
B. 子実体は大型、塊状の基部から多数の突起を生じトサカ状になる クチキトサカタケ = Ascoclavulina sakaii
B. 子実体は群生する事はあっても塊状の基部からは発生しない。→ C
C. 子実体は明色。→ D
D. 胞子は糸状、柄には暗褐色のささくれ状鱗片がある ピンタケ = Vibrissea truncorum
D. 胞子は糸状ではない。柄には鱗片が無い、あっても暗褐色ではなく粒状。→ E
E. 側糸が無い ヒメカンムリタケ = Neolecta vitellina
E. 側糸がある。→ F
F. 柄は白色半透明で細い。湿地に生える カンムリタケ = Mitrula paludosa
F. 柄は比較的丈夫で地上生。→ G
G. 全体緑色系 アオズキンタケ = Leotia chlorocephala
G. 少なくとも柄は黄色ないしオレンジ色系 ズキンタケ = Leotia lubrica
C. 子実体は暗色。→ H
H. 子実体表面には剛毛がある。→ I
I. 子嚢胞子は5隔壁 テングノシャモジタケ = Trichoglossum farlowi
I. 子嚢胞子は15隔壁 テングノメシガイ = Trichoglossum hirsutum
I. 子嚢胞子は7隔壁。→ J
J. 子嚢胞子は平均 100 μm. 以下で円筒形 ナナフシテングノメシガイ = Trichoglossum walteri
J. 子嚢胞子は平均 100 μm. 以上で両端に向かって細まる Trichoglossum octopartitum?
H. 子実体表面には剛毛が無い。→ K
K. 子実体表面には粘性がある ナナフシテングノハナヤスリ = Geoglossum glutinosum
K. 子実体表面には粘性が無い。→ L
L. 子嚢胞子は15隔壁を生じる。コテングノタマバリ = Geoglossum pumilum
L. 子嚢胞子は7隔壁を生じる。→ M
M. 側糸の先端付近の隔壁はくびれる タマテングノメシガイ = Geoglossum glabrum
M. 側糸の先端付近の隔壁はくびれない ヒメテングノメシガイ = Geoglossum umbratile
13
A. 子嚢盤はスビクルム上に生じる。→ B
B. 子嚢は2(稀に1) 胞子を生じる よくわからない盤菌類 no.10
B. 子嚢は8胞子を生じる。→ C
C. 黄ないし橙色 クモノスアカゲヒナノチャワンタケ = Arachnopeziza aurelia
C. 白色 Arachnopeziza aurata
A. スビクルムは見られない。→ D
D. 毛は短い。→ E
E. 毛の表面には粗面な部分がある Hyaloscypha albohyalina
E. 毛の表面は平滑 Phialina sp. no.1
D. 毛は比較的長い。→ F
F. 毛の表面は平滑。→ G
G. 毛は薄壁 Albotricha? sp. no.1
G. 毛は厚壁 Urceolella crispula
F. 毛の表面は粗面あるいは表面に顆粒をつける。→ H
H. 毛の上半表面は平滑。→ I
I. 子嚢胞子には隔壁がある よくわからない盤菌類 no.22
I. 子嚢胞子には隔壁が無い。→ J
J. 毛の先端細胞はわずかに膨らむが棍棒状にならない Dasyscyphella sp. no.1
J. 毛の先端細胞は棍棒状に膨らむ Dasyscyphella sp. no.2
H. 毛はほぼ全面に顆粒をつけ粗面。→ K
K. 側糸は糸状。→ L
L. 外皮層は顕著にゼラチン化する Proliferodiscus sp. no.1
L. 外皮層は明瞭にはゼラチン化しない。→ M
M. マツの落葉上に生じる Lachnellula pulverulenta
M. 樹皮上に生じる → N
N. 子嚢胞子は紡錘形 Lachnellula sp. no.1
N. 子嚢胞子は広楕円形で小型 Lachnellula sp. no.2
K. 側糸は槍状あるいは太針状。→ O
O. 外面(毛の色)は白色。→ P
P. 子実層面は白色あるいは類白色。→ Q
Q. 子嚢盤は比較的大型、3 mm. 程度になる Lachnum pygmaeum
Q. 子嚢盤は比較的小型、普通は 2 mm. 以下。→ R
R. 子嚢胞子は糸状 Lachnum sp. no.7
R. 子嚢胞子は糸状ではない。→ S
S. 外面の毛の先端には結晶状物質が付着する。→ T
T. 子嚢胞子は 10-15 μm.、ネジキの落葉に生じる Lachnum longispineum
T. 子嚢胞子は 20 μm. 以上 フトゲヒナノチャワンタケ = Incrucipulum ciliare
S. 外面の毛の先端に結晶状物質は付着しない。→ U
U. 胞子は 12 μm. を超える。→ V
V. イタドリの枯茎に生じる Lachnum sp. no.2
V. ササ類の枯桿に生じる Lachnum sp. no.6
V. ススキの枯桿に生じる Lachnum sp. no.10
V. タケノコの皮に生じる Lachnum sp. no.12
U. 胞子は 12 μm. 以下。→ W
W. イタドリなどの枯茎に生じる シロヒナノチャワンタケモドキ = Lachnum nudipes
W. 落葉上に散生する Lachnum sp. no.9
W. 普通は朽木や枯枝などの木質部に生じる。→ X
X. 子実体は傷つけると速やかに黄変する Lachnum sp. no.11
X. 子実体は傷つけても黄変しない シロヒナノチャワンタケ = Lachnum virgineum
P. 子実層面は白色以外。→ Y
Y. 子嚢胞子には明瞭な隔壁がある Lachnum sp. no.5
Y. 子嚢胞子に隔壁は認めにくい。→ Z
Z. 子嚢胞子は糸状 Lachnum apalum?
Z. 子嚢胞子は糸状ではない。→ a
a. 朽木生 Lachnum sp. no.3
a. ササの枯桿に生じる Lachnum sp. no.13
O. 外面は部分的に白色以外の箇所ある。→ b
b. 外面に褐色系の部分がある。→ c
c. 胞子は長紡錘形 Lachnum sp. no.1
c. 胞子は糸状 Lachnum abnorme
b. 外面に黄色系の部分がある。→ d
d. 明瞭な柄がある Lachnum sp. no.4
d. 柄はほとんど無い。→ e
e. 毛のほぼ全体に黄色の結晶が付着する Trichopeziza sulphurea
e. 毛の先端にのみ黄色の物質が付着する Lachnum sp. no.8
14
A. 子嚢盤は皺のある槍形。クワの実から生じる キツネノヤリタケ = Scleromitrula shiraiana
A. 子嚢盤は椀形、皿形など。→ B
B. 菌核は寄主から遊離して形成されるか、脱落しやすい。→ C
C. 寄主はツバキ ツバキキンカクチャワンタケ = Ciborinia camelliae
C. 寄主はホオノキ類 Ciborinia gracilipes
C. 寄主はサカキ Ciborinia sp. no.1
C. 寄主はサクラ よくわからない盤菌類 no.14
C. 寄主はヒサカキ? よくわからない盤菌類 no.28
B. 子座化あるいはミイラ化した寄主組織から生じ、脱落しない。→ D
D. 子嚢胞子は細長く両端に付属物がある ニセキンカクアカビョウタケ = Dicephalospora rufocornea
D. 子嚢胞子は楕円形、卵形などで両端に付属物は無い。→ E
E. 托組織中に明瞭にゼラチン化した層がある Poculum sp. no.1
E. 托組織に明瞭にゼラチン化した層はない。→ F
F. 子嚢胞子は最終的には褐色を帯びる。→ G
G. ツバキに生じる Lambertella? sp. no.1
G. アオキに生じる Lambertella? sp. no.2
G. サザンカに生じる Lambertella? sp. no.3
F. 子嚢胞子は最後まで無色。→ H
H. 外皮層は矩形ないし伸長菌組織。→ I
I. ツバキの葉に生じる Lanzia velutinosa
I. クヌギの総包に生じる Lanzia sp. no.1
I. ヒノキの落葉に生じる Lanzia? sp. no.2
I. ミズキの葉柄に生じる Lanzia? sp. no.3
I. 不明種(カエデ類?)の落葉に生じる Lanzia? sp. no.4
I. クヌギ類の落枝に生じる Rutstroemia? sp. no.1
I. カキノキの落葉に生じる よくわからない盤菌類 no.12
I. クリのイガに生じる。→ J
J. 子嚢胞子には隔壁がある クリノイガワンタケ = Lanzia echinospora
J. 子嚢胞子に隔壁は無い よくわからない盤菌類 no.31
H. 外皮層は円形ないし多角形菌組織。→ K
K. 粒状の分生子果が同時に発生する Pycnopeziza pachyderma
K. 分生子果は同時に発生しない。→ L
L. スギの葉に生じる Stromatinia cryptomeriae
L. サクラ類の果実に生じる Monilinia kusanoi
L. ハンノキ類の雄花に生じる Ciboria amentacea
L. コナラの実(ドングリ)に生じる Ciboria batschiana
L. モミ類のまつかさに生じる Ciboria rufofusca
L. クワの実に生じる Ciboria shiraiana
L. アケビの果皮に生じる Ciboria sp. no.1
L. コバノガマズミの種子に生じる Ciboria? sp. no.2
L. 朽木生 Ciboria peckiana
15
A. 子嚢胞子は暗褐色になる。→ B
B. 子嚢胞子は一細胞 Catinella olivacea
B. 子嚢胞子には隔壁がある Dactylospora stygia
A. 子嚢胞子は無色または淡色。→ C
C. 子嚢盤は緑色を帯びる。→ D
D. 外面は平滑 Mollisia sp. no.2
D. 外面は微毛状 Chlorosplenium chlora
C. 子嚢盤は緑色を帯びない。→ E
E. 子嚢胞子は糸状 Vibrissea flavovirens
E. 子嚢胞子は糸状ではない。→ F
F. 子実体は表皮下から発生する。→ G
G. 子実体は房状になって発生する Pezicula sp. no.1
G. 子実体は房状にならない よくわからない盤菌類 no.18
F. 子実体は基質表面に生じる。→ H
H. スビクルム上に発生する。→ I
I. 子嚢胞子は一細胞 Tapesia fusca, Tapesia sp. no.1
I. 子嚢胞子は多細胞 よくわからない盤菌類 no.20
H. スビクルムは認められない。→ J
J. 子嚢胞子に隔壁は無い。→ K
K. 朽木生 → L
L. 子嚢胞子は 20 μm. を超える Mollisia sp. no.8
L. 子嚢胞子は 20 μm. を超えない Mollisia? sp. no.4
K. 朽木生ではない。→ M
M. 広葉樹(ホオノキ、フジなど)の落葉の葉柄や葉脈上に生じる Mollisia sp. no.1
M. コナラ落葉の裏面に生じる Mollisia? sp. no.6
M. ササ類の枯桿に生じる Mollisia? sp. no.5
M. ススキの枯茎に生じる。→ N
N. 子嚢盤は橙色 よくわからない盤菌類 no.19
N. 子嚢盤は白色ないし灰色 Mollisia sp. no.7
M. 上記以外 Mollisia amenticola
J. 子嚢胞子は3隔壁を生じる。→ O
O. 朽木生 Niptera? sp. no.1
O. 草本生 Micropeziza sp. no.1
J. 子嚢胞子は7隔壁を生じる Belonopsis? sp. no.1
16
A. 針葉樹のヤニ上に発生する Sarea resinae
A. ヤニ以外の基質に発生する。→ B
B. 子嚢盤は小型、半透明でロウ状に見える。→ C
C. 子嚢盤縁部は鋸歯状。 → D
D. 子嚢胞子は糸状 Hyalinia sp. no.1
D. 子嚢胞子は楕円形 Orbilia sp. no.6
C. 子嚢盤は全縁。→ E
E. 子嚢基部は分岐しない、側糸は糸状 Hyalorbilia sp. no.1
E. 子嚢基部は分岐する。→ F
F. 側糸先端は膨らまない Orbilia sp. no.7
F. 側糸先端は膨らむ。→ G
G. 子嚢胞子は著しく湾曲したC形 Orbilia delicatula
G. 子嚢胞子は三日月形。→ H
H. 側糸先端は球状に膨らむ Orbilia sp. no.1
H. 側糸先端は紡錘形に膨らむ Orbilia sp. no.5
G. 子嚢胞子はJ形 Orbilia sp. no. 2
G. 子嚢胞子は直線状。 → I
I.子嚢胞子は8μm. 以上 Orbilia sp. no. 3
I. 子嚢胞子は8μm. 以下 Orbilia sp. no. 4
B. 子嚢盤はロウ質ではない。→ J
J. 子嚢胞子は糸状で非常に長い Vibrissea flavovirens
J. 子嚢胞子は糸状ではない。→ K
K. 子実体は少なくとも一部がゼラチン化するかゼラチン質に包まれる。→ L
L. 子嚢胞子は黒褐色 ゴムタケ = Bulgaria inquinans
L. 子嚢胞子は無色。→ M
M. 托外皮層はゼラチン質に包まれるかゼラチン化する。→ N
N. ツチグリの古い子実体に発生する Gelatinipulvinella astraeicola
N. 発生場所は上記以外。→ O
O. 子実体は椀形、洋コマ形、クッション形など。→ P
P. 地上生 Pezoloma? sp. no.1
P. 植物上に生じる。→ Q
Q. 全体が軟らかいゼラチン質で紫色系。→ R
R. 子嚢胞子は 6.5 μm. 以上 Neobulgaria sp. no.1
R. 子嚢胞子は 6.5 μm. 以下。→ S
S. 朽木生ではない Neobulgaria sp. no.3
S. 朽木生。→ T
T. 子実体外面は粒状 ニカワチャワンタケ = Neobulgaria pura
T. 子実体外面は粒状にはならない Neobulgaria sp. no.2
Q. 弾力はあるけれどもゼラチン質ではなく、紫色系でもない。→ U
U. 針葉樹の枯葉に生じる緑褐色系の微小種 Chloroscypha seaveri
U. 草本生。→ V
V. 縁は細かな鋸歯状になる Crocicreas cyathoideum var. cacaliae
V. 縁にはまつげ状の毛束がある Crocicreas coronatum
O. 子実体は大型で頭部よりもはるかに長い柄がある。→ W
W. 全体緑色 アオズキンタケ = Leotia chlorocephala
W. 少なくとも柄は黄色系 ズキンタケ = Leotia lubrica
M. 托外皮層はゼラチン質に包まれない。→ X
X. 子実体は赤紫色系。→ Y
Y. 子嚢胞子は小型、楕円形 Ombrophila? sp. no.1
Y. 子嚢胞子は大型、紡錘形。→ Z
Z. 子嚢胞子の内容物は細かい泡状 ムラサキゴムタケ = Ascocoryne cylichnium
Z. 子嚢胞子には大きな油球がある。→ a
a. 側糸の先端は著しく膨らんで球状になる Ascocoryne sp. no.1
a. 側糸の先端は球状にはならない Ascocoryne sarcoides?
X. 子実体は赤紫色系ではない。→ b
b. 子嚢胞子は子嚢中で発芽し、多数の二次胞子を生じる Tympanis sp. no.1
b. 子嚢胞子は子嚢中で発芽しない。→ c
c. 双子葉植物遺体上に生じる Crocicreas sp. no.1
c. ススキ枯茎上に生じる よくわからない盤菌類 no.24
K. 子実体にはゼラチン化、あるいはゼラチン質に包まれる部分は無い。→ d
d. 子実体は KOH 水溶液中で濃色の色素を出す。→ e
e. 子実体は花弁状 クロハナビラタケ = Ionomidotis frondosa
e. 子実体は小型で肉は薄い Ionomidotis? sp. no.1
e. 子実体は肉厚でコルク質 Ionomidotis? sp. no.2
d. KOH 水溶液で顕著な色素を出さない。→ f
f. 子実体は緑色ないしオリーブ褐色を帯びる。→ g
g. 子実体はオリーブ褐色 Chlorencoelia torta
g. 子実体は緑色、柄は偏心性 ロクショウグザレキンモドキ = Chlorociboria aeruginascens
g. 柄は中心性で子実層面は緑色 ロクショウグサレキン = Chlorociboria aeruginosa
g. 柄は中心性で子実層面は白っぽい Chlorociboria omnivirens
g. 柄はほとんど無く子嚢胞子は細長い Chlorociboria sp. no.1
f. 子実体は緑色を帯びない。→ h
h. 托外皮層の細胞は厚膜。→ i
i. 托外皮層の細胞は有色。→ j
j. 子嚢胞子は隔壁を生じない Unguiculariopsis ravenelii
j. 子嚢胞子は隔壁を生じる よくわからない盤菌類 no.25
i. 托外皮層の細胞は無色でガラス様。→ k
k. 子実体は黄色 ビョウタケ = Bisporella citrina
k. 子実体は白色。→ l
l. 子嚢胞子は1細胞 よくわからない盤菌類 no.23
l. 子嚢胞子は2細胞 よくわからない盤菌類 no.29
h. 托外皮層の細胞は薄膜。→ m
m. 子嚢盤の表面には褐色のヤニ状の物質が付着する Crustomollisia roburnea
m. 子嚢盤の表面にはヤニ状の付着物は無い。→ n.
n. 最外層は毛状になる事は無い → Hymenoscyphus 属とその近縁種群へ。
n. 最外層は短い毛状になってわずかに立ち上がる。→ o
o. 子嚢胞子には末端に付属物がある Lambertella torquata
o. 子嚢胞子に付属物は無い。→ p
p. 子実体は黄色 Calycellina punctata
p. 子実体は白色 よくわからない盤菌類 no.21
21
A. 子実層面に剛毛を生じる マツバノヒゲワンタケ = Desmazierella acicola
A. 子実層面に剛毛を生じない。→ B
B. 子嚢盤は黒色ないし黒褐色。→ C
C. 子嚢胞子表面は細かい疣状、子実体はゼラチン質 オオゴムタケ = Galiella celebica
C. 子嚢胞子は平滑か横皺があるが疣状ではない。→ D
D. 子嚢胞子は球形。→ E
E. 側糸先端はまっすぐ クロチャワンタケ = Pseudoplectania nigrella
E. 側糸先端はかぎ状に曲がる ニセクロチャワンタケ = Pseudoplectania melaena
D. 子嚢胞子は球形ではない。→ F
F. 子嚢胞子はソーセージ形 Plectania campylospora
F. 子嚢胞子は楕円形あるいは卵形。→ G
G. 子嚢盤外面は黒色 クロヒメチャワンタケ = Plectania platensis
G. 子嚢盤外面は赤錆色 Plectania melastoma?
B. 子嚢盤は比較的鮮色。→ H
H. 子嚢盤外面には立ち上がった剛毛がある シロキツネノサカズキ = Microstoma floccosum
H. 子嚢盤は無毛、あるいは菌糸状のねた毛がある。→ I
I. 子嚢胞子表面は平滑。→ J
J. 朽木生 ベニチャワンタケ = Sarcoscypha coccinea
J. イブキ上に生じる小型菌 イブキアカツブエダカレキン = Pithya cupressina
I. 子嚢胞子表面には条線模様がある。→ K
K. 地中の菌核から房状に生じる ミミブサタケ = Wynnea gigantea
K. 朽木生 Phillipsia sp. no.1
22
A. 子嚢胞子は一塊になって射出される Saccobolus minimus
A. 子嚢胞子はばらばらに射出される。→ B
B. アンモニア菌 Ascobolus denudatus
B. 焼跡に生える Ascobolus carbonarius
B. 糞生。→ C
C. 子実体は黄色味を帯びる Ascobolus crenulatus
C. 子実体は白色 Ascobolus sacchariferus
B. 植物遺体や地上に生える。→ D
D. 子嚢胞子は紡錘形 Ascobolus viridis
D. 子嚢胞子は楕円形。→ E
E. 子嚢表面の模様は片面で十数本程度 Ascobolus demangei
E. 子嚢表面の模様は片面で十本未満 Ascobolus sp. no.1
23
A. 子嚢は広くメルツァー液で青変する。(全体が青変あるいは上半が青変する。)→ B
B. クッション形で赤色系の微小種。→ C
C. 糞生 Iodophanus carneus
C. 糞生ではない Iodophanus testaceus
B. 肉質は柔らかく盤状、褐色系。→ D
D. 皮層外面は球形細胞からなる。小型種、1cm. 未満 Pachyella babingtonii
D. 皮層外面は柵状の菌組織からなる。中型種。→ E
E. 子嚢胞子は平滑 カバイロチャワンタケ = Pachyella clypeata
E. 子嚢胞子は粗面。→ F
F. 切断面は変色しない ケシムラサキチャワンタケ? = Pachyella violaceonigra?
F. 切断面は徐々に黄変する Pachyella sp. no.1
A. 特に子嚢先端部がメルツァー液で強く青変する。→ G
G. 子嚢胞子は球形 アレハダチャワンタケ = Scabropezia scabrosa
G. 子嚢胞子は楕円形 → Peziza 属へ。
24
A. 頭部の子実層は稜で網目状に区切られる。→ B
B. 頭部は柄に直生する アミガサタケ = Morchella esculenta
B. 頭部は柄に隔生する トガリアミガサタケ = Morchella sp. no.1
A. 頭部は単一で椀状、皿状、釣鐘状、ないし鞍状。→ C
C. 頭部は釣鐘状 テンガイカブリ = Verpa digitaliformis
C. 頭部は皿状、椀状ないし鞍状。→ D
D. 柄は円柱状。→ E
E. 頭部はほとんど黒色 クロアシボソノボリリュウ = Helvella atra
E. 頭部は黒色ではない。→ F
F. 子嚢胞子は広楕円形。→ G
G. 頭部は鞍状になる。→ H
H. 頭部の縁は内屈しない アシボソノボリリュウ = Helvella elastica
H. 頭部の縁は内屈する Helvella sp. no.4
G. 頭部は鞍状にならない。→ I
I. 胞子は 18 μm. 以下 Helvella sp. no.1
I. 胞子は 18 μm. 以上 Helvella sp. no.3
F. 子嚢胞子は楕円形ないし紡錘形。→ J
J. 外面の毛は比較的短い ナガエノチャワンタケ = Helvella macropus
J. 外面の毛は比較的長い [ナガエノケノボリリュウ] = Helvella ephippioides
D. 柄には深い縦溝がある。→ K
K. 柄は長く頭部とは明瞭に区別できる。頭部は普通は鞍状になる。→ L
L. 頭部は黒色。裏面は平滑 クロノボリリュウ = Helvella lacunosa
L. 頭部は白っぽい。裏面は微毛状 ノボリリュウ = Helvella crispa
L. 頭部は褐色。裏面は毛状 Helvella sp. no.2
K. 柄は比較的短く、頭部は椀状ないしゆがんだ皿状。→ M
M. 子嚢胞子表面は平滑ではなく、両端には突起がある。→ N
N. 子嚢胞子両端の突起は中央が窪む Discina leucoxantha
N. 子嚢胞子両端は網目状突起が長く伸びて数本の刺状に見える オオシトネタケ = Discina parma
N. 子嚢胞子両端の突起は円錐状に尖る フクロシトネタケ = Discina perlata
M. 子嚢胞子は平滑。→ O
O. 柄の溝は脈状の隆起となって頭部裏面周辺まで伸びる ウラスジチャワンタケ = Helvella acetabulum
O. 柄の溝は頭部裏面にはほとんど伸びない カバイロサカズキタケ = Helvella leucomelaena
25
A. 胞子表面は平滑ではない。→ B
B. 胞子は球形 Ramsbottomia crechqueraultii
B. 胞子は球形ではない。→ C
C. 胞子表面は疣状 Aleurina imaii
C. 胞子表面は疣状ではない。→ D
D. 胞子両端には突起があり全体に不完全な網目状。朽木生 フクロシトネタケ = Discina perlata
D. 胞子表面は多角形のほぼ完全な網目状。地上生。→ E
E. 子実体は鮮やかな緋色で 1 cm. を超える ヒイロチャワンタケ = Aleuria aurantia
E. 子実体は黄色、1 cm. を超えない Aleuria cestrica
A. 胞子は平滑、あるいは殆んど平滑。→ F
F. 胞子は球形。→ G
G. 子実体は青変性がある。中型種 キチャワンタケ = Caloscypha fulgens
G. 子実体は青変性が無い。小型種で盤状。→ H
H. 地上生。→ I
I. 子実体は淡橙色ないしサーモンピンク色 Pulvinula sp. no.1, Pulvinula sp. no.2
I. 子実体は白色 Pulvinula sp. no.3
H. 焚き火跡に生える。→ J
J. 胞子は径 10 μm. 以下 Pulvinula sp. no.4
J. 胞子は径 10 μm. 以上 よくわからない盤菌類 no.32
F. 胞子は楕円形など。→ K
K. 焚き火跡に生える Pyronema omphalodes
K. 焚き火跡以外に生える。→ L
L. 子実体は鮮黄色 Acervus epispartius
L. 子実体は上記以外の色。→ M
M. 小型種。→ N
N. 糞生 Coprotus sp. no.1
N. 地上生 Pulvinula? sp.1
M. 中型ないし比較的大型種。→ O
O. 子実体は椀形 Tarzetta catinus
O. 子実体は切れ込みがあり不完全な椀形。→ P
P. 子実体は濃色 ウズマキワンタケ = Otidea bufonia?
P. 子実体は淡色 Otidea sp. no.1
26
A. 子実層面は黒っぽい。豆状の半地下性菌 Genea hispidula
A. 子実体は皿状ないし椀状。→ B
B. 子実層面は黄ないし赤色系統。→ C
C. 毛は表面の細胞よりも内部から生じる → Scutellinia とその近縁属 へ。
C. 毛は表面の細胞から生じる。→ D
D. 毛は褐色 Anthracobia maurilabra
D. 毛は無色で目立たない。胞子は球形。→ E
E. 焚き火跡に発生する。胞子は径 13.8-15.0 μm. Sphaerosporella brunnea
E. 発生地は焚き火跡ではない。胞子は径 9.7-11.5 μm. Sphaerosporella sp. no.1
B. 子実層面は白ないしクリーム色、灰色など。→ F
F. 胞子は粗面。→ G
G. 子実体は浅い皿形 イバリスズメノワン = Humaria velenovskyi
G. 子実体は深い椀形。 → H
H. 子嚢胞子は楕円形 シロスズメノワン = Humaria hemisphaerica
H. 子嚢胞子は紡錘形 Jafnea fusicarpa
F. 胞子は平滑ないしほとんど平滑。→ I
I. 外面は剛毛のため褐色に見える。→ J
J. 子嚢胞子には油球がある。→ K
K. 子嚢胞子はわずかに粗面 Trichophaea sp. no.2
K. 子嚢胞子は平滑。→ L
L. 焚火跡に生じる Trichophaea abundans
L. 地上に生じる Trichophaea woolhopeia?, Trichophaea sp. no.1, Trichophaea sp. no.3
J. 子嚢胞子に油球は見られない Tricharina sp. no.1
I. 毛は比較的淡色あるいは無色。→ M
M. アンモニア菌 Pseudombrophila petrakii
M. 糞生の微小種。剛毛は無色で針状。 → N
N. 剛毛は 500 μm. を超え、子嚢胞子の短径は 10 μm. 以下 Lasiobolus sp. no.1
N. 剛毛は 500 μm. 以下、子嚢胞子の短径は 10 μm. 以上 Lasiobolus cuniculi
3
A. 中実塊状で断面は大理石状 Tuber sp. no.1
A. 内部には空隙がある。→ B
B. 空隙は一つ。表面には剛毛がある Genea hispidula
B. 内部は迷路状、表面に剛毛は無い。→ C
C. 空隙は狭く、断面は迷路状。表面は赤褐色 クルミタケ = Hydnotrya tulasnei
C. 空隙は広く、表面は淡墨色 Peziza guizhouensis
4 (盤菌類以外の小房子嚢菌などで多少とも盤状の子実体を形成する種類)
A. 黒色盤状、胞子は褐色、石垣状 Tryblidaria? sp. no.1
A. 子実体は黒色唇状。→ B
B. 湿時に盤状になり子実層が露出する。横皺がある Rhytidhysteron sp. no.1
B. 湿時に盤状にならず、子実層はほとんど露出しない。 → C
C. 子嚢胞子は一様な褐色 Hysterium macrosporum?
C. 子嚢胞子は両端の細胞が淡色 Hysterium pulicare
--- 各分類群の検索表 ---
Hymenoscyphus 属とその近縁種群
比較的大型。子実層面は凸形になり水辺の植物遺体に生じ、柄は長い。
子実体はややピンク色を帯びる Cudoniella clavus
子実体は白色 Hymenoscyphus? sp. no.4
上記以外。
核菌類上に生じる よくわからない盤菌類 no. 26
コケ類に生じる Bryoscyphus conocephali?
シダ類に生じる Allophylaria? sp. no.1
草本性の植物遺体上に生じる。
柄は短い Hymenoscyphus herbarum?
柄は長い。
子嚢胞子は 20 μm. を超える Hymenoscyphus sp. no.3, Hymenoscyphus sp. no.7
子嚢胞子は 12 μm. 以下 Hymenoscyphus sp. no.13
木本性の植物遺体上に生じる。
落葉上に生じる Hymenoscyphus sp. no.2, Hymenoscyphus sp. no.6, Hymenoscyphus sp. no.8, Hymenoscyphus sp. no.10, Hymenoscyphus sp. no.11
朽木上に生じる。
比較的長い柄がある Hymenoscyphus sp. no.9
柄は短い Hymenoscyphus sp. no.12
上記以外(種子、殻斗など)に生じる。
チャンチンモドキの落果に生じる Hymenoscyphus? sp. no.1
ヤマザクラやミズキの種子に生じる Hymenoscyphus sp. no.5
ドングリの殻斗等に生じる Phaeohelotium sp. no.1
フジの莢果に生じる Phaeohelotium sp. no.2
ツバキの果皮に生じる よくわからない盤菌類 no. 30
Peziza 属
胞子表面の特徴で便宜的に次のような A-E の五つの種群に分ける。
A. 子嚢胞子表面は平滑あるいはほとんど平滑。
a1. 糞生菌 Peziza sp. no.7
a1.焚火跡に生じる Peziza sp. no.6
a1.上記以外の場所に生じる Peziza micropus, チャイロワンタケ = Peziza repanda, Peziza varia, Peziza sp. no.4, Peziza sp. no.9, Peziza sp. no.11
B. 表面の突起は疣状でほぼ均等に分布する。
b1. 疣は大型 → b2
b2. 子実体は傷つけると黄変する Peziza succosa
b2.子実体に黄変性は無い Peziza sp. no.17
b1.疣は小型 → b3
b3. 子嚢胞子は褐色を帯びる Peziza sp. no.5, Peziza sp. no.8, Peziza sp. no.16, Peziza sp. no.18
b3. 子嚢胞子は無色 Peziza celtica?, Peziza echinospora, Peziza violacea, Peziza sp. no.12, Peziza sp. no.14
C. 表面の突起は疣状で不均一な部分がある。
c1. 両端には円錐形の付属物がある Peziza apiculata
c1. 両端は疣が融合して盛り上がる → c2
c2. 紫褐色の大型種 Peziza badioconfusa
c2. 黄褐色の小型種。側糸先端は膨らんで折れ曲がり、ゴルフクラブ状。Peziza sp. no.1
D. 表面の突起は畝状、脈状、あるいは不完全な網目状。
d1. アンモニア菌。突起は分岐の少ない畝状で片面に2-4本程度。ウネミノイバリチャワンタケ = Peziza urinophila
d1. アンモニア菌ではない。地上生あるいは焼け跡生 → d2
d2. 子嚢胞子は褐色を帯びる。 Peziza sp. no.3, Peziza sp. no.13
d2. 子嚢胞子は無色 Peziza badia, Peziza ostracoderma, Peziza sp. no.15
E. 表面の突起は網目状 Peziza guizhouensis
Scutellinia 属とその近縁属
子嚢胞子の内容物は一様 Cheilymenia sp. no.1
子嚢胞子の内容物は泡状。
子嚢胞子は球形。
地上生 Scutellinia sp. no.1
植物遺体上に発生する Scutellinia sp. no.7
子嚢胞子は楕円形。
子嚢胞子表面の突起は網目状 Scutellinia sp. no.8
子嚢胞子表面の突起は細点状や疣状。
子嚢胞子表面の突起は粗い。(600倍程度で容易に存在が確認でき、片面短径上に数個程度まで。)
地上生 Scutellinia sp. no.2
植物遺体上に発生する。Scutellinia badioberbis
子嚢胞子表面の突起は細かい。
縁毛は下面の毛に比べて著しく長い Scutellinia crinita?, Scutellinia scutellata, Scutellinia sp. no.6
縁毛は短い。
縁毛は淡色 Scutellinia? sp. no.4, Scutellinia sp. no.9
縁毛は褐色 Scutellinia sp. no.3, Scutellinia sp. no.5